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建物の維持管理

マンションで一括受電と電力自由化

現在マンションで一括受電の実施を進めているのですが、4月からの電力自由化の恩恵ってあるのでしょうか?大口一括受電の場合は2005年にすでに自由化されているとの話ですが、既に盛り込み済みなのか?新たな恩恵があるのか?その辺がよくわからないのです。

みんなの回答

こんにちわ2000GT様
高圧一括受電のコンサルタント 尾浦です。
分譲マンションの電力一括を行うと、例えば300世帯のマンションなら、600万くらいの現金収入が得られます。
戸数が多いマンションはメリットが非常に大きいです。
電力自由化のメリットは、一般家庭も3から5%のコストダウンが見込まれますが、マンション全体で行うと、
25%の削減ができてマンション全体の電気代を管理組合が管理すれば、現金収入が生まれます。
 2005年の自由化は、東京電力以外の電力を購入できるので、25%の削減をした上にさらに自由に電力会社を選ぶことでさらに削減できます。弊社のお客様はすでに自由化の恩恵を得ています。
これは、高圧の設備を持っている方のみへの自由化が2005年からなので、2016.4月からの自由化は、一般家庭にも安価な電気を売られることになりますが、そもそも小口の料金は高いのと、託送料金(電線は電力会社の所有)のため、使用量をはらうことから、3%から5%くらいの削減を他の商品と抱き合わせで下げるしかできません。
 1. 一般家庭は、電気をたくさん使っていたら、新電力会社と契約することで少し削減できます。
 2. 分譲マンションは高圧一括受電をすることで25%の現金収入を得ることができます。
 3. 分譲マンションの高圧一括受電をした後は、自由な電気を購入することでさらに削減可能
高圧一括受電は2種類の業者があります。
 1. 無料で工事をして、共用部の電気代を安価にしてくれる業者
 2. 工事は有料となりますが、収入は管理組合がコントロールでき、管理組合主導型の業者

どちらも分譲マンションにはメリットがあります。

尾浦様
ご回答ありがとうございます。
とても勉強になります。

2000GTさん

元、電力会社マンの馬渕裕嘉志@マンション管理相談センターです。

(回答)
1、制度上は、新たな恩恵はないが、実質的には、恩恵がある。
2、高圧一括受電をサービス事業者と行うのか、自らがオーナーとなって受電するのかにより、異なる
3、前者の場合は、サービス事業者との契約条件(各戸還元なのか共用部電気料金還元、電気料金の水準設定等)により異なる。
4、後者の場合は、かなり恩恵がある。

(理由)
 高圧一括受電は、低圧契約と高圧契約の基本料金の決め方の違いと単価差により、生じる差益によって、マンション全体で使う電気代を安く仕入れることができるため、導入が進んできます。

 従って、高圧一括受電後に、引き続き、東電・中電などの地域電力のままでも、メリットがあります。

 高圧受電は、2005年以降、地域電力でなくても、自由に選べたので、元々、より安い電力会社を選ぶことは出きました。

 しかし、他の電力事業者にとっては、マンション1棟レベルの顧客より、大型のショッピングセンターとか工場とか、より大口の顧客が目当てなので、マンションを顧客と考えるケースは、少ないのが実情でした。

 一方、今回の自由化で、低圧の顧客にまで目線が下がり、多くの新電力会社が出現したことで、マンション1棟程度の需要でも、逆に、狙うべき顧客層になりました。

 私が、いくつかの新電力に聞いたところ、「各戸単位の需要を狙うより、今まで、実質的には手つかずだった50㎾~500㎾クラスの高圧受電の顧客層の開拓が現実的」と回答する事業者も多数ありました。

 従って、マンションにとって、単に高圧一括受電と低圧個別契約の料金差を活かすだけでなく、高圧受電契約の料金も多くの選択肢の中から選ぶことが出来る環境が整います。

 ただし、電力会社と高圧受電契約を行うのは、マンションに受電設備やメーターを設置する事業者であって、マンション管理組合は、その事業者と契約を結んでいますので、電力の仕入れ環境が整うことで、より安い電気を仕入れることができるのは、その事業者になります。

 従って、マンション管理組合と当該事業者との契約において、当該事業者がより安い電気の仕入れが出来るようになった場合に、それをどう料金に反映するのか?の契約の定めによって、管理組合に恩恵があるのかどうか、決まります。

 一方、管理組合が自ら高圧設備とメーター設置の投資を行い、その所有者となり、電力会社と高圧受電契約を結ぶ場合は、管理組合自ら、より安い電気に切り替えることで、メリットを享受できます。

 以上ですが、総論で言えば、この春の全面自由化は、高圧分野にも、コストダウン圧力が掛かるので、市場全体を考えれば、マンションの高圧一括受電にとっても、より安い電気を購入できる環境が進むと言えると思います。

馬淵さん
ありがとうございます。とても勉強になりました。
ご意見を参考にさせていただき、よりよく前進させていただきます。

2000GTさん

元、電力会社マンの馬渕裕嘉志@マンション管理相談センターです。

(回答)
1、制度上は、新たな恩恵はないが、実質的には、恩恵がある。
2、高圧一括受電をサービス事業者と行うのか、自らがオーナーとなって受電するのかにより、異なる
3、前者の場合は、サービス事業者との契約条件(各戸還元なのか共用部電気料金還元、電気料金の水準設定等)により異なる。
4、後者の場合は、かなり恩恵がある。

(理由)
 高圧一括受電は、低圧契約と高圧契約の基本料金の決め方の違いと単価差により、生じる差益によって、マンション全体で使う電気代を安く仕入れることができるため、導入が進んできます。

 従って、高圧一括受電後に、引き続き、東電・中電などの地域電力のままでも、メリットがあります。

 高圧受電は、2005年以降、地域電力でなくても、自由に選べたので、元々、より安い電力会社を選ぶことは出きました。

 しかし、他の電力事業者にとっては、マンション1棟レベルの顧客より、大型のショッピングセンターとか工場とか、より大口の顧客が目当てなので、マンションを顧客と考えるケースは、少ないのが実情でした。

 一方、今回の自由化で、低圧の顧客にまで目線が下がり、多くの新電力会社が出現したことで、マンション1棟程度の需要でも、逆に、狙うべき顧客層になりました。

 私が、いくつかの新電力に聞いたところ、「各戸単位の需要を狙うより、今まで、実質的には手つかずだった50㎾~500㎾クラスの高圧受電の顧客層の開拓が現実的」と回答する事業者も多数ありました。

 従って、マンションにとって、単に高圧一括受電と低圧個別契約の料金差を活かすだけでなく、高圧受電契約の料金も多くの選択肢の中から選ぶことが出来る環境が整います。

 ただし、電力会社と高圧受電契約を行うのは、マンションに受電設備やメーターを設置する事業者であって、マンション管理組合は、その事業者と契約を結んでいますので、電力の仕入れ環境が整うことで、より安い電気を仕入れることができるのは、その事業者になります。

 従って、マンション管理組合と当該事業者との契約において、当該事業者がより安い電気の仕入れが出来るようになった場合に、それをどう料金に反映するのか?の契約の定めによって、管理組合に恩恵があるのかどうか、決まります。

 一方、管理組合が自ら高圧設備とメーター設置の投資を行い、その所有者となり、電力会社と高圧受電契約を結ぶ場合は、管理組合自ら、より安い電気に切り替えることで、メリットを享受できます。

 以上ですが、総論で言えば、この春の全面自由化は、高圧分野にも、コストダウン圧力が掛かるので、市場全体を考えれば、マンションの高圧一括受電にとっても、より安い電気を購入できる環境が進むと言えると思います。

馬淵さん
ありがとうございます。とても勉強になりました。
ご意見を参考にさせていただき、よりよく前進させていただきます。

こんにちわ2000GT様
高圧一括受電のコンサルタント 尾浦です。
分譲マンションの電力一括を行うと、例えば300世帯のマンションなら、600万くらいの現金収入が得られます。
戸数が多いマンションはメリットが非常に大きいです。
電力自由化のメリットは、一般家庭も3から5%のコストダウンが見込まれますが、マンション全体で行うと、
25%の削減ができてマンション全体の電気代を管理組合が管理すれば、現金収入が生まれます。
 2005年の自由化は、東京電力以外の電力を購入できるので、25%の削減をした上にさらに自由に電力会社を選ぶことでさらに削減できます。弊社のお客様はすでに自由化の恩恵を得ています。
これは、高圧の設備を持っている方のみへの自由化が2005年からなので、2016.4月からの自由化は、一般家庭にも安価な電気を売られることになりますが、そもそも小口の料金は高いのと、託送料金(電線は電力会社の所有)のため、使用量をはらうことから、3%から5%くらいの削減を他の商品と抱き合わせで下げるしかできません。
 1. 一般家庭は、電気をたくさん使っていたら、新電力会社と契約することで少し削減できます。
 2. 分譲マンションは高圧一括受電をすることで25%の現金収入を得ることができます。
 3. 分譲マンションの高圧一括受電をした後は、自由な電気を購入することでさらに削減可能
高圧一括受電は2種類の業者があります。
 1. 無料で工事をして、共用部の電気代を安価にしてくれる業者
 2. 工事は有料となりますが、収入は管理組合がコントロールでき、管理組合主導型の業者

どちらも分譲マンションにはメリットがあります。

尾浦様
ご回答ありがとうございます。
とても勉強になります。

こんにちわ2000GT様
高圧一括受電のコンサルタント 尾浦です。
分譲マンションの電力一括を行うと、例えば300世帯のマンションなら、600万くらいの現金収入が得られます。
戸数が多いマンションはメリットが非常に大きいです。
電力自由化のメリットは、一般家庭も3から5%のコストダウンが見込まれますが、マンション全体で行うと、
25%の削減ができてマンション全体の電気代を管理組合が管理すれば、現金収入が生まれます。
 2005年の自由化は、東京電力以外の電力を購入できるので、25%の削減をした上にさらに自由に電力会社を選ぶことでさらに削減できます。弊社のお客様はすでに自由化の恩恵を得ています。
これは、高圧の設備を持っている方のみへの自由化が2005年からなので、2016.4月からの自由化は、一般家庭にも安価な電気を売られることになりますが、そもそも小口の料金は高いのと、託送料金(電線は電力会社の所有)のため、使用量をはらうことから、3%から5%くらいの削減を他の商品と抱き合わせで下げるしかできません。
 1. 一般家庭は、電気をたくさん使っていたら、新電力会社と契約することで少し削減できます。
 2. 分譲マンションは高圧一括受電をすることで25%の現金収入を得ることができます。
 3. 分譲マンションの高圧一括受電をした後は、自由な電気を購入することでさらに削減可能
高圧一括受電は2種類の業者があります。
 1. 無料で工事をして、共用部の電気代を安価にしてくれる業者
 2. 工事は有料となりますが、収入は管理組合がコントロールでき、管理組合主導型の業者

どちらも分譲マンションにはメリットがあります。

尾浦様
ご回答ありがとうございます。
とても勉強になります。

2000GTさん

元、電力会社マンの馬渕裕嘉志@マンション管理相談センターです。

(回答)
1、制度上は、新たな恩恵はないが、実質的には、恩恵がある。
2、高圧一括受電をサービス事業者と行うのか、自らがオーナーとなって受電するのかにより、異なる
3、前者の場合は、サービス事業者との契約条件(各戸還元なのか共用部電気料金還元、電気料金の水準設定等)により異なる。
4、後者の場合は、かなり恩恵がある。

(理由)
 高圧一括受電は、低圧契約と高圧契約の基本料金の決め方の違いと単価差により、生じる差益によって、マンション全体で使う電気代を安く仕入れることができるため、導入が進んできます。

 従って、高圧一括受電後に、引き続き、東電・中電などの地域電力のままでも、メリットがあります。

 高圧受電は、2005年以降、地域電力でなくても、自由に選べたので、元々、より安い電力会社を選ぶことは出きました。

 しかし、他の電力事業者にとっては、マンション1棟レベルの顧客より、大型のショッピングセンターとか工場とか、より大口の顧客が目当てなので、マンションを顧客と考えるケースは、少ないのが実情でした。

 一方、今回の自由化で、低圧の顧客にまで目線が下がり、多くの新電力会社が出現したことで、マンション1棟程度の需要でも、逆に、狙うべき顧客層になりました。

 私が、いくつかの新電力に聞いたところ、「各戸単位の需要を狙うより、今まで、実質的には手つかずだった50㎾~500㎾クラスの高圧受電の顧客層の開拓が現実的」と回答する事業者も多数ありました。

 従って、マンションにとって、単に高圧一括受電と低圧個別契約の料金差を活かすだけでなく、高圧受電契約の料金も多くの選択肢の中から選ぶことが出来る環境が整います。

 ただし、電力会社と高圧受電契約を行うのは、マンションに受電設備やメーターを設置する事業者であって、マンション管理組合は、その事業者と契約を結んでいますので、電力の仕入れ環境が整うことで、より安い電気を仕入れることができるのは、その事業者になります。

 従って、マンション管理組合と当該事業者との契約において、当該事業者がより安い電気の仕入れが出来るようになった場合に、それをどう料金に反映するのか?の契約の定めによって、管理組合に恩恵があるのかどうか、決まります。

 一方、管理組合が自ら高圧設備とメーター設置の投資を行い、その所有者となり、電力会社と高圧受電契約を結ぶ場合は、管理組合自ら、より安い電気に切り替えることで、メリットを享受できます。

 以上ですが、総論で言えば、この春の全面自由化は、高圧分野にも、コストダウン圧力が掛かるので、市場全体を考えれば、マンションの高圧一括受電にとっても、より安い電気を購入できる環境が進むと言えると思います。

馬淵さん
ありがとうございます。とても勉強になりました。
ご意見を参考にさせていただき、よりよく前進させていただきます。